委員会紹介

委員会紹介・委員長所信


「地域の力」開発委員会 夢・ひとづくり委員会 次世代育成委員会 総務広報委員会

「地域の力」開発委員会 委員長 蕗裕一朗

我々は今日、両親より慈しみの愛を受け、恩師からは人生の導きをもらい、友からは苦しい時も励ましをもらい、故郷である岩国からは大自然の恵みと誇りを貰い、何1つとっても我々は1人で生きて来たわけではありません。全ての人々の明るい豊かな社会の実現を考えるにあたり、今何を考え、行動すべきなのでしょうか。
確かに社会全体として経済的豊かさは達成されましたが、将来はさまざまな問題が指摘され決して楽観視できる明るいものとは思えません。親子間での殺人事件やその他、常識の範囲を超える様々な事件等、現代の経済的豊かさがもたらした盲点といえるのではないでしょうか。そして更に、今の世の中は未来がみえない、社会に関心が無い・・・そのような風潮が蔓延しているように思えます。その背景には一生懸命努力しなくても最低限生活していける社会があるからかもしれません。
そのような精神的空虚感が蔓延するまちを、「活き活きと生きていくことのできるまち、生きる意味を見出すことのできるまち」に変えていく為に、まず我々青年が自身の勇気と情熱を持って行動していかなければならないのではないでしょうか。そしてその取り組みの第1歩として、市民・市民活動団体・企業・行政のあらゆる分野の人々が結びつき、それぞれの少しずつの小さな力を結集することで一つの大きな形にし、一体化したまちを作り上げていく事により、物質的な豊かさだけでなく、真の豊かさを学び、この故郷の素晴らしさを再確認出来るのではないでしょうか。『1つにまとまった日本一誇れるまち「岩国」・・・お互いが歩み寄り、お互いを知ることで1つになる』、その強い信念と行動力こそがきっと明日の岩国を素晴らしいまちにすると信じています。
理事長所信に「私達は青年らしく自由な発想と行動力を発揮し」とあります。青年の集まりであるJCメンバーが知恵を絞り、勇気を持って率先して行動していくことが岩国の地に波を起こすきっかけとなり、そして将来、市民一人ひとりが一枚の大きな岩となり、笑顔溢れる活き活きとしたまち、真の「地域の力」を発揮できるまちを創造できるのではないかと思います。その為にも私は「地域の力」開発委員会の委員長として精一杯努力してまいりたいと思います。

 

夢・ひとづくり委員会 委員長 平木智宏

「あなたの夢は何ですか?」と聞かれると、上手く答えられない自分がいます。頑張っても報われない「諦めムード」という、社会全体の流れに自分自身も流されているのかもしれません。みなさんはどうでしょうか?答えられないひとの中には、夢を語ることが恥ずかしいひと、夢が漠然として上手く表現できないひとなど、様々な理由があると思います。欲しい物はすぐに手に入り、お金さえ出せばなんでも解決してしまうため夢を持てない、こんなひともいると思います。
そんなひとたちの心の中はどうでしょう?
今、我々の住むこのまちは一見、平和で豊かなまちのように感じます。しかし、マスコミなどで報道される多くのニュースは、本来あってはならないような悲惨な事件や、「自分さえよければいい」、「今さえよければいい」といった夢も希望もない悲しい出来事ばかりを見るように感じます。こんな時代だからこそ、楽しいことや悩んでいることを表現できる場を作り、集まったひとそれぞれが自分の夢という目標に向かって前向きに進んで行けるようにしていく必要があると考えます。その中で夢を叶えること以上に、夢を叶える道のりをいかに充実させるかが大切かという事に気づいてもらい、その結果強い心を持ち、どんな困難にも負けないひとを増やし、小さな風を起こし、やがてこのまちを大きく変えていきたいと思います。そして、岩国市民が手をつなぎ、自然と笑顔が溢れるようなすばらしいまちにしていきたいと思います。

今年度のスローガン「青き志 動く時」とあるように、今年一年、青年らしく、失敗を恐れることなく行動に移し、明るい豊かな社会の実現という大きな夢に向かってさまざまな調査や活動を行い、青年会議所会員はもちろん、一人でも多くの岩国市民が夢を持ち、その夢に一歩でも近づけ、そんな感動を与えられるような事業を展開して行きたいと考えています。

 

次世代育成委員会 委員長 三木敏生

理事長所信に【「学ぶ」の語源は「まねぶ」】とあります。しかし我々大人は子どもたちの良いお手本に成れているのでしょうか。現在の社会情勢を見てみると、個人の利益優先で周りを顧みない行動が、特に責任のある立場の大人に多くなってきているように感じられます。我々青年会議所メンバーが、率先して、次世代を担う子どもたちの手本に成れるよう、まずは行動を起こしていかなくてはなりません。
昨今、子どもたちを取り巻く状況は急速に変化しています。地域の連帯感は薄れ、人と人とが触れ合う機会が少なくなり、コミュニティーは弱体化し、昔のように年齢の異なる子どもたちが遊びを通して社会性を育むといった機会は少なくなってきています。
現在私たちの生活はより便利に、そしてより快適になりました。しかし人と人との関わりの希薄化や利己的な考え方が増加し、子どもたちの道徳心・公共心・規範意識やコミュニケーションの低下、などといった心の問題も取り沙汰されています。そこから引きおこされる残忍な事件が起こっている事は事実ではありますが、子どもたちは次世代を担う宝であることは間違いありません。
また、便利さや快適さを決して否定しているわけではありません。重要なのは、自然の大切さや人との関りの大切さに気付く事だと思います。人とのコミュニケーションの大切さに気づき、日常生活で心がけて行動することが未来につながると考えます。子どもたちが自然とふれあい、様々な世代の人たちとふれあう事により、自分1人で生きているのではないという事に気付いてもらい、自然や人に対する感謝の心を育む事が必要です。また、携わったすべての人と共に成長し、自分自身を振り返るきっかけ作りが出来ればと思います。

「社会が悪いから」といって現在の子ども達に「夢がない、個性や独創性がない」などと言うのではなく、我々JAYCEEは子どもたちに最も近い大人世代として、親世代として過去・現在の子どもたちを取り巻く環境を再検証し、子どもたちに本当に必要なものは何なのか考え導きながら、行動していくことが必要であり、子どもたちがこのような環境の中でも、自らが人と人との関りを大事にし、社会の一員としての自覚と責任を持ち、進んで社会や人と関わっていけるよう、本年度次世代育成委員会は「青き志」を持って次世代を担う人材の育成に努めて参ります。

 

総務広報委員会 委員長 樫山貴彦

2008年12月に新しい公益法人制度が施行されました。青年会議所としてもより公益性を重視した活動が求められると共に、我々の活動を地元地域に広く発信していかなければなりません。その為には、我々、青年会議所会員一人一人の行動に対して、より大きな責任が求められるのではないでしょうか。青年会議所に入会した理由は会員それぞれ異なるかもしれませんが、岩国青年会議所の一構成員として、市民の模範となる規律ある行動が求められるのです。残念なことですが、市民の中に「青年会議所はただお酒を飲む団体」と思っている方が少なからずおられます。このことに対して、ただ顔を背けるのではなく、地域に根ざした団体として、市民の皆様にその活動内容を認知していただく必要があります。
昨年度は例会出席100%を成し遂げました。青年会議所会員の本分である例会に出席するという行為に対して、会員一人一人の自覚の表れであると思います。このすばらしい結果を本年度も継承していかなければなりません。その為に総務広報委員会としての役割・責任は大きく、継続した行動が必要であると考えます。また、本年度総務広報委員会は、例年以上の交流を目指した新年互礼会・創立記念例会・大納会の企画運営をして参ります。より良い青年会議所を作り上げていくには、現在までの歴史を築き上げてこられた諸先輩方の功績に感謝し、その活動を知ることが必要ではないでしょうか。過去を知らずして、より良い未来は築けないのです。過去を知り、今後の活動の参考とすることが重要であると考えます。
公益性が叫ばれる中、昨年度より、地元メディアを活用した広報活動がスタートしました。本年度、総務広報委員会はこの活動を無駄にすることなく、その内容・結果を調査・研究することにより、有効で継続して地元市民に岩国青年会議所の活動を発信できるシステムを模索して参ります。岩国青年会議所内においては、会員の情報共有を目的とした、簡単に会員が活用できるシステムの構築に取り組んで参ります。

本年度総務広報委員会は、岩国青年会議所の屋台骨として、会員同士の連携をサポートすることにより会員及び岩国青年会議所の成長の礎として邁進して参ります。又、各種メディアを調査・研究することにより、今後の岩国青年会議所広報活動の基礎を作り上げて参りたいと思います

 

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